
ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ 第2版
Sarah L.Harris、David Money Harris、鈴木 貢、中條 拓伯、天野 英晴、永松 礼夫
翔泳社 / 2017-10-17
この本について
コンピュータの仕組みに興味はあるのに、回路やアーキテクチャの話になると「どこから手をつければ…」と迷うことが多いと思います。自分も細部を気にしすぎて全体像がつかめず、結局ふわっとした理解のまま手を動かしてしまう時期が長くありました。 この本が助かったのは、抽象化という視点で“どこまで見ればいいのか”を示してくれたところです。電子一つひとつの挙動を追わなくてもいい理由や、1と0に切り分けることで複雑さを扱えるようになる感覚が、具体的な例と一緒に腑に落ちました。また、階層化・モジュール化・規則化の三つをどう使うかが丁寧に説明されていて、ソフトウェアの設計で迷っていたところにもそのままつながっていきました。細部を追うよりも、どのレベルの視点で考えるかを選ぶ大切さを実感できる内容です。 仕組みを“ちゃんと理解して設計に落とし込みたい人”には特に刺さると思います。専門用語は出てきますが、物理寄りに振り切らず、抽象化の階段を一段ずつ上がっていけるつくりなので、回路やアーキテクチャに苦手意識がある人にも拾いやすい一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの91%が集中しています。
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