
スマート・イナフ・シティ: テクノロジーは都市の未来を取り戻すために
ベン・グリーン, 中村 健太郎, and 酒井 康史
累計読者数5
平均ハイライト数 16.2件/人
star総合評価 47/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 11%
この本について
都市のデジタル化の話題を見るたびに、「結局テクノロジーって何を良くしているんだろう…?」と立ち止まってしまうことがあります。便利になるはずなのに、肝心の市民の声や現場の課題が置き去りになっている感じがして、どこかモヤモヤする。僕自身、行政やまちづくりに関わる情報を追う中で、この違和感はずっと消えませんでした。 『スマート・イナフ・シティ』は、そのモヤモヤを正面から扱ってくれます。いきなり最新テクノロジーに飛びつくのではなく、「そもそも都市が解決したい課題は何なのか」という順番に立ち返る姿勢が一貫しています。実際に、コロンバス市の事例では市民が直面する本当の障壁を丁寧に掘り起こすことで、テクノロジー以前の構造的な問題が見えてきた、という描写が続きます。また、データやアルゴリズムが“中立ではない”という前提を避けず、プライバシーや権力の非対称といった現実にも向き合っています。都市の課題を「効率化」の一言で片付けない姿勢は、読む側にも姿勢の再点検を促してきます。 もしあなたが、テクノロジーの導入議論の裏で置き去りになる市民や制度の複雑さに違和感を覚えたことがあるなら、この本はかなり刺さると思います。都市をどう“最適化するか”ではなく、どうすれば人々の実態に沿った変化をつくれるのか。その視点を取り戻させてくれる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
過剰なテクノロジー信仰がもたらす「技術中心の」スマート・シティを回避するにはどうすべきか。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




