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スマート・イナフ・シティ: テクノロジーは都市の未来を取り戻すために

スマート・イナフ・シティ: テクノロジーは都市の未来を取り戻すために

ベン・グリーン, 中村 健太郎, and 酒井 康史

累計読者数5
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star総合評価 49/100
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この本について

都市のデジタル化の話題を見るたびに、「結局テクノロジーって何を良くしているんだろう…?」と立ち止まってしまうことがあります。便利になるはずなのに、肝心の市民の声や現場の課題が置き去りになっている感じがして、どこかモヤモヤする。僕自身、行政やまちづくりに関わる情報を追う中で、この違和感はずっと消えませんでした。 『スマート・イナフ・シティ』は、そのモヤモヤを正面から扱ってくれます。いきなり最新テクノロジーに飛びつくのではなく、「そもそも都市が解決したい課題は何なのか」という順番に立ち返る姿勢が一貫しています。実際に、コロンバス市の事例では市民が直面する本当の障壁を丁寧に掘り起こすことで、テクノロジー以前の構造的な問題が見えてきた、という描写が続きます。また、データやアルゴリズムが“中立ではない”という前提を避けず、プライバシーや権力の非対称といった現実にも向き合っています。都市の課題を「効率化」の一言で片付けない姿勢は、読む側にも姿勢の再点検を促してきます。 もしあなたが、テクノロジーの導入議論の裏で置き去りになる市民や制度の複雑さに違和感を覚えたことがあるなら、この本はかなり刺さると思います。都市をどう“最適化するか”ではなく、どうすれば人々の実態に沿った変化をつくれるのか。その視点を取り戻させてくれる一冊でした。

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出版社による紹介

過剰なテクノロジー信仰がもたらす「技術中心の」スマート・シティを回避するにはどうすべきか。
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