
プロの課題設定力―問題解決力より重要なビジネスリーダーのスキル
清水 久三子
東洋経済新報社 / 2009-08
累計読者数13
平均ハイライト数 31.8件/人
推定読了時間 約3時間28分
star総合評価 73/100
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この本について
仕事で「何を聞けばいいのか分からない」「結局いつも場当たり的に動いてしまう」みたいなモヤモヤ、僕も長く抱えていました。相手から聞いた情報が曖昧なままで、どこまで踏み込んでいいのか分からないまま進めてしまうんですよね。後になって「そもそも期待がズレていた」と気づく、あの虚しさは何度も味わいました。 この本は、その手前でつまずきがちな人に向けて、課題の輪郭をどうやって固めていくかをかなり実務寄りに示してくれます。特に「聞く→ぶつける→計る」という三段階のインプットの話は、抽象的な依頼をそのまま受け取らずに、相手の期待や前提を少しずつ可視化していくプロセスとして腑に落ちました。粗い仮説でも一度相手に返すことで、初めて本音が出てくる場面って実際多いんですよね。また、数字に置き換えることで曖昧さが消え、議論が急に前に進む瞬間も思い当たる人は多いはずです。 さらに、インタビューで詰問モードになりがちな自分への戒めにもなりました。結果を責めるように聞くと相手は固くなる、という当たり前のことを、実務のシーンで忘れてしまっていることに気づかされます。未来志向・協調志向で聞くって、単なる姿勢論ではなく、必要な情報を引き出すための技術なんだなと再認識しました。 依頼が曖昧で動き出しにくい人、期待値のズレで毎回しんどい思いをしている人には、静かに効いてくる一冊だと思います。
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出版社による紹介
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