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育てにくい子は、挑発して伸ばす (文春e-book)

育てにくい子は、挑発して伸ばす (文春e-book)

中邑賢龍

文藝春秋 / 2017-08-10

累計読者数3
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約2時間43分
star総合評価 55/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 90%

この本について

子どもの「できないところ」をどう扱えばいいのか。学校とのやりとりも、親としての向き合い方も、正直いつも迷います。周りに説明するのも気をつかうし、配慮をお願いするにも根拠がいる。でもその根拠を自分でつかみにいくのもまた難しい…。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回している人は多いと思います。 この本が助けになるのは、「苦手の正体を自分で言語化し、周囲に伝える」という現実的な視点をくれるところです。配慮を求めるのは甘えではなく、生活を成立させるための技術なんだと腑に落ちる。さらに、読み書きが難しい子がワープロでテストを受ける実例や、家庭でも試せる評価ツールの存在など、行動の一歩目にできる情報が具体的に出てくるのがありがたいところです。自分の凸凹をごまかさず、説明しながら生きるための小さな覚悟を後押ししてくれます。 もう一つ印象に残ったのは、「手を動かして形にしていくしかない」という姿勢です。アイデアだけでは誰にも伝わらないという話は、子どもだけでなく大人にも刺さるはず。迷ったときに、面白い方へ一歩踏み出す余白を持つ大切さも書かれています。 子どもの特性に悩んでいる人だけでなく、「環境に合わせるのがしんどい」と感じている大人にも静かに効く本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

集団生活にフィットしない、友達が少ない、言うことを聞かない、こだわりが強すぎる……、そんなユニークで“育てにくい子”こそ、日本を変える人材かも! 子どもの短所に思える部分にばかり目を向けるのではなく、ほかの子と違うからこその面白さ、強さを活かすことで、子どもの可能性は大きく広がります。 東大先端研が2014年から取り組む異才発掘プロジェクトROCKET。 既存の学校には馴染めない個性豊かな子どもたちを受け容れ、その個性を潰さず伸ばそうと始まったプロジェクトには毎年、多くの親子が参加を希望するなど注目を集めています。 ROCKETのディレクターを務める中邑賢龍教授が、“育てにくい子”を育てる親、そして教育関係者に向けて発信する子育て論は、これまでの常識に捉われた大人たちに新たな視点を与えてくれます。受験競争で勝者になることが、幸福な未来につながると確信できた時代は終わりました。 進化したAIが台頭する時代を生きる子どもたちに、大人は何を伝え、サポートしてやることができるのか。子どもに関わるすべての人に読んでほしい一冊です。
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