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直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 (朝日文庫)

直感はわりと正しい 内田樹の大市民講座 (朝日文庫)

内田 樹

株式会社朝日新聞出版 / 2017-07-07

累計読者数3
平均ハイライト数 11.7件/人
推定読了時間 約3時間17分
star総合評価 61/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、何かを判断するときに「結局、何を基準にすればいいんだろう」と迷うことが増えました。ニュースを見ても専門家の話を聞いても、どれが本当でどれが願望なのか、結局わからなくなる。そんなときに内田樹さんの『直感はわりと正しい』を読むと、少し腰が据わる感じがありました。大上段から世界を語るというより、私たちが毎日感じている「違和感」や「判断のしづらさ」を丁寧に扱ってくれる本です。 特に効いたのは、まず「直感」の扱い方です。相手を一瞬で評価してしまうあの感じを、単なる思い込みとして退けるんじゃなく、むしろ鍛えるべき能力だとする視点が新鮮でした。世の中すべてがロジックで整理できるわけじゃないし、エビデンスにならないものを無視した結果、制度そのものが弱っているという話は、自分の体感とも重なります。あと、生活リズムを崩さないことが変化に気づく力を育てる、という話もやけに実感がありました。派手な方法より、地味な繰り返しの方が効く場面って、確かに多いです。 もうひとつ刺さったのは、「自分の正しさを強く主張する人を信用しない」という姿勢です。他人のミスを断言できない感覚こそ、人間を見るときの基準になるというところに、妙な安心感がありました。大きな議論や政治の話題もたくさん出てきますが、それも結局は「どう現実を見るか」という個人の態度の話に回収されていくので、読み疲れしません。 迷い続けているけど、簡単な答えには飛びつきたくない人。そういう人には特に合う一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「どうしたらいいか分からない!」と不安になったら、思いきって自分の直感力を信じてみよう。社会の価値観がぶれるとき、案外頼りになるのは生物学的にプリミティブな感覚だったりする! 「ウチダ式」人生処世術が濃密につまった162のポイント。
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