
「売れる営業」がやっていること 「売れない営業」がやらかしていること
松橋良紀
この本について
営業って、「商品を説明しているだけな気がする」「お客さんの心がどこにあるのか全然つかめない」とモヤモヤする瞬間が多いですよね。僕もそうで、頑張っているつもりなのに空回りしている感じが抜けなかった時期があります。結局、話す量じゃなくて“相手に気づいてもらう流れ”を作れていなかったんだと後から気づきました。 この本は、そんな堂々巡りをしている人にとって、かなり地に足のついた視点をくれる一冊です。たとえば、お客さんが本当に知りたいのは「この商品がどれだけすごいか」ではなく「自分の状況がどう変わるか」だという当たり前のところ。わかっているつもりでも、実際の現場だとメリットの羅列に逃げがちで、そこをどう立て直すかが丁寧に語られています。また、“損を防ぎたい”という人間の動機に沿って、相手が自分で問題に気づけるよう誘導する流れも具体的。オウム返しや沈黙がなぜ効くのかまで書かれていて、行動レベルで試しやすいです。 もう一つ刺さったのは、営業を続けるためのメンタルの整え方が現実的なこと。達成感を毎日少しでも作る、行動リストを整理する、自分の自己イメージを潰さない工夫をしておく。こういう地味だけど効く習慣が、読み終わってすぐ試せる形で紹介されています。 今のやり方が間違っているわけじゃないけれど、「もう一段うまくなりたい」「お客さんとの会話がいつも噛み合わない」と感じている人には、とても刺さると思います。営業の技術というより、“相手と自分の両方を整えるための本”として読むと、よりしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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