
子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 下 (ハヤカワ文庫NF)
ジュディス リッチ ハリス、石田 理恵
累計読者数5
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star総合評価 40/100
start序盤集中型
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この本について
子どものために何かしたいのに、家庭での関わり方が本当に意味があるのか分からなくなる時ってありますよね。家ではうまくいっている気がしても、外に出た瞬間まるで別人みたいに振る舞う。我が子の性格をどう理解すればいいのか、そもそも親が見ている姿ってどれだけ本質なんだろう、というモヤモヤが積もっていく。 この本は、その違和感にかなり正面から向き合ってきます。親が変われば家庭での行動は変わるけれど、学校では変わらない。子どもは「親の子」である前に「仲間の一員」として社会化されていく。だから地域の人数構成や集団のあり方によって、性格も行動も驚くほど変わる。そういう話が続くのですが、読みながら「私が見ていた世界は家の中だけだったのかも」と視点がずらされていきます。 そしてもうひとつ刺さるのは、子育てが“意味ない”わけじゃなくて、先進国の家庭はすでに一定の水準を超えているだけ、という現実的な説明です。努力の方向を間違えていたのかもという納得感がありました。 「家庭で見ている我が子と、外で見せる顔のギャップに戸惑っている人」に特に響くと思います。子どもを理解するための“別の入口”をそっと置いてくれる一冊でした。
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