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[図解]東大教授の父が教えてくれた頭がよくなる勉強法
永野 裕之
PHP研究所 / 2017-04-18
この本について
勉強していると「覚えたはずなのに、すぐ抜けていく」「公式は分かるけど、自分の中に根づいてない感じがする」というモヤモヤが続くことがあります。頑張っているのに前に進んでいる実感が薄いと、気持ちも折れやすいんですよね。僕も同じで、効率云々より“そもそも頭の使い方が合ってないのでは”という不安がずっとありました。 この本がすごいのは、勉強を「覚える作業」としてではなく、「賢人たちの思考のプロセスに触れる行為」として捉え直してくれるところです。著者は「なぜ?」と問い続ける姿勢が思考の根っこを育てると繰り返し語りますが、実際に定理や公式が発見された道のりを辿ると、自分の中にも同じ発想がストンと落ちてくる瞬間があるんですよね。そして、真っ白な紙に自分の手で書くことの意味をここまで丁寧に説明してくれた本は珍しくて、「未来の自分に教えてあげるつもりで書く」という視点が、ノートを取る時間そのものを少し楽しいものに変えてくれました。 さらに印象に残ったのは、日常の中で「仲間はずれ」を探すという話。移動中でも買い物中でも、なんとなく物事の違いを探していると、抽象化のクセが自然と身についてきます。勉強時間を増やすより、こういう“頭の使い方の微調整”のほうが長く効いてくるんだろうなと感じました。 知識を積むだけじゃなく、「考える力をどう育てるか」を落ち着いて見直したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
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