
ギグ・エコノミー
ダイアン・マルケイ and 門脇 弘典
CEメディアハウス / 2018-11-01
この本について
最近、仕事について考えるたびに「このまま続けていて大丈夫なんだろうか」と落ち着かない人、多い気がします。転職も副業も気になるけれど、大きく動くのは怖い。かといって、このまま何もしないのも不安。僕自身もずっとその往復でした。 『ギグ・エコノミー』が面白いのは、「決断しろ」と背中を強く押してくる本ではなく、動く前に押さえておきたい“考え方の土台”を整えてくれるところです。例えば、人との関わりは提供と依頼の往復でできているという視点は、無理な社交をしなくても人脈を育てられる理由を教えてくれます。また、行動しないことにもリスクがあるという話は、僕みたいに慎重になりすぎるタイプには、じわっと効きます。さらに、何かを始める前に出口を決めておくという発想は、選択の怖さを一段やわらげてくれるものでした。 全体としてこの本は、ギグワークのノウハウというより、「どう働きたいか」を自分の言葉で考え直すための整理ツールに近いです。未来の自分をひとりで想像し続けても予想は外れがちだから、先に経験している人を観察するというアプローチも現実的でありがたい。 今の働き方に少し違和感があるけれど、急には動けない。そんな人にほどじっくり刺さる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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