
自民党秘史 過ぎ去りし政治家の面影 (講談社現代新書)
岡崎守恭
講談社 / 2018-01-16
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推定読了時間 約3時間5分
star総合評価 51/100
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この本について
最近、「政治って結局よく分からないまま眺めてしまう」「昔のほうが“人間味”があった気がする」とぼんやり思うことが増えました。仕事でも人間関係でも、結局は“人”で決まるはずなのに、目の前の世界はどんどんノッペラボーになっていくような感覚があります。 『自民党秘史』を読んで強く感じたのは、かつての永田町には、良くも悪くも「顔」と「癖」を持った人物たちが動かすドラマがあったということです。ただ過去を美化しているわけではなく、「飽き」や「無視」が政治を腐らせること、忠誠や怨念が派閥の力学をどれだけ左右したか、その生々しさごと描いてくれる。読んでいると、組織やチームで起きる人間模様と地続きだと気づかされます。たとえば、誰かが“格好よさ”を出さないようにしていた裏で何を抱えていたのか、あるいは「最後の一線を越えない」という微妙な立ち位置がどう作用するのか……自分の職場に置き換えてしまう場面がいくつもありました。 歴史的な事件の裏側で、誰がどんな迷いや計算を抱えて動いていたのかを追っていくうちに、物事の見え方が少し変わります。派閥抗争も、後継選びの混乱も、結局は「人としてどうふるまうか」という一点に収れんしていく。そのリアルさが、自分自身の判断や立ち位置を考える時のヒントになるはずです。 昔の政治を知りたい人というより、「組織の中で“人”をどう見ればいいのか迷っている人」に刺さる本でした。
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出版社による紹介
田中角栄・大平正芳・金丸信・竹下登・・・・・・あのころの政治家は、どこか器の大きさを感じさせる人たちであった。憎らしくも愛される、人間味あふれる政治家たちの、喜劇的とさえいえる素顔と権力模様。
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