ヨムナビ
自民党―「一強」の実像 (中公新書)

自民党―「一強」の実像 (中公新書)

中北浩爾

累計読者数5
平均ハイライト数 20件/人
推定読了時間 約6時間16分
star総合評価 65/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 52%

この本について

政治の話題って、ニュースで断片だけ見ていると「なんでこうなるんだろう…」みたいな説明しにくいモヤモヤだけが残りませんか。派閥とか公認とか、言葉は知っていても実際どう力学が動いているのかは、意外と自分の中で空白のままになっていることが多いと思います。 この本は、その空白を埋める手がかりになります。たとえば、広報より候補者選びのほうが重要だという地に足のついた話や、地方組織の強さが政権交代の波をどう吸収してきたのか、逆に派閥が“形だけ残って中身が薄れている”現状など、具体的な説明が続いていきます。読みながら「この仕組みがあるから、最近の人事ってああ見えるのか」とか「公明党との協力って、単なる持ちつ持たれつ以上の必然があるんだな」と、断片的だった理解が線でつながっていく感覚がありました。 個人的には、利益誘導政治がなぜ抑えきれなかったのかという歴史的な部分が特に効きました。制度改革だけで一気に変わるわけでもなく、後援会や友好団体の弱体化が進むなかで各勢力がどう動くのか、その“現実的な強さと弱さのバランス”が丁寧に描かれていて、今の政治が少し立体的に見えるようになります。 政治に詳しい必要はないけれど、「なんで自民党はこんな動きをするの?」みたいな素朴な疑問を抱えたままの人に刺さる本だと思います。自分の中で説明できる部分が増えるだけで、ニュースの見え方がかなり変わります。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

中北浩爾の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自民党は結党以来38年間にわたり政権を担い、2度「下野」したが、2012年に政権に復帰。一強状態にある。その間、自民党は大きな変貌を遂げた。本書は、関係者へのインタビューや数量的なデータなどを駆使し、派閥、総裁選挙、ポスト配分、政策決定プロセス、国政選挙、友好団体、地方組織、個人後援会、理念といった多様な視角から、包括的に分析。政権復帰後の自民党の特異な強さと脆さを徹底的に明らかにする。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要