
日本共産党 「革命」を夢見た100年 (中公新書)
中北浩爾
累計読者数4
平均ハイライト数 18件/人
推定読了時間 約9時間7分
star総合評価 53/100
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この本について
政治の話題って、自分の立ち位置を決めきれないまま情報だけが飛んでくる感覚がありませんか。とくに共産党まわりは、肯定か否定かの二択で語られがちで、「実際どう変わってきたのか」を落ち着いて知る機会が意外と少ないまま大人になった気がします。 この本は、そんな宙ぶらりんな感覚に少し風を通してくれました。読んでみると、日本共産党がロシア革命の影響をどう受け、どこで距離を置き、どこをあえて守り続けたのかが、思った以上に具体的に追えるんです。たとえば民主集中制が元々は「討論の自由と行動の統一」だったことや、冷戦後に社会主義像そのものが揺らぎ、路線変更が内部でどんな反発を生んだのかなど、ニュースでは拾えない変化の理由が淡々と説明されていきます。 読みながら感じたのは、「思想の堅さ」ではなく、「何を変えられて、何が変えられなかったのか」を見ていくと、政党という存在がぐっと人間的に見えてくることでした。政治への好き嫌いとは別に、組織が歴史にどう翻弄されてきたかを知りたい人には刺さると思います。自分の思い込みの輪郭がゆっくり書き換わっていくタイプの本です。
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出版社による紹介
武装闘争の放棄など大きく変化した百年の歴史を追い、国際比較と現状分析を交え、今なお「革命」を目指す日本共産党の全貌を描く。
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