
自民党の大罪 (祥伝社新書)
適菜収
祥伝社 / 2024-08-02
累計読者数4
平均ハイライト数 87.5件/人
star総合評価 64/100
start序盤集中型
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この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこんなことがまかり通るんだろう…」と置き場のないモヤモヤだけが溜まっていくときがあります。批判記事を読んでも断片的で、裏で何がどうつながっているのかまでは見えないまま。自分の判断が鈍らされているような気がして、落ち着かないんですよね。 『自民党の大罪』は、そのモヤモヤを少しだけ整理してくれる本でした。たとえば、郵政民営化の裏で広告会社や分類された“B層”をどう扱っていたのか、政治家の発言や行動がどんな文脈で積み重なってきたのか、そして現在の自民党が「かつて支持されていた保守」とどれほど離れてしまったのか。個別の事件を追うというより、点と点が線でつながって見えてくる感覚があります。読みながら、自分が感じていた違和感の“位置”がようやく分かった場面もありました。 もちろん、この本を読んだからといって何かスッキリ解決するわけではありません。ただ、政治家の失言やスキャンダルをその場の炎上で消費するのではなく、同じパターンが繰り返される背景を“距離を置いて”見られるようになるのは確かです。情報に振り回されたくないけれど、何が起きているのかは把握しておきたい、そんな人には刺さると思います。 「いまの政治の空気に、説明のつかない違和感がある」という人には、静かに効いてくる一冊です。
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出版社による紹介
自民党の変容と日本の凋落 東西冷戦の終結が迫り、「政治改革元年」という掛け声に 人々が浮かれたのが平成元(1989)年。 しかし、皮肉にもその年が自民党、 日本の明暗を分ける分岐点になった。 以降の35年で日本は国力を失い、 腐敗と不正が蔓延る人治国家へと成り下がることになる。 本書では、自民党の政治家を個別に検証することで、 変容した党の本質を炙り出そうとするものである。 著者は、「小沢一郎がまいた種を小泉純一郎が悪用し、 安倍政権という悪夢に結実した」と指摘する。 支持率が20%にも満たない政権、 政党が権力を牛耳ることができる理由は何か? 思考停止した大衆が〝悪党〟を支え続ける社会の 歪な構造が明らかになる。
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