
自民党の統一教会汚染 追跡3000日
鈴木エイト
小学館 / 2022-09-26
累計読者数4
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推定読了時間 約5時間1分
star総合評価 66/100
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この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこんな判断になるんだろう」とか「裏側で何が起きているのか全然つかめない」と感じることが増えていました。表に出てこない関係性があるのだろうと思いつつ、憶測で決めつけるのも違う気がして、ずっと宙ぶらりんのまま放置していたんです。 この本は、そのモヤモヤを“劇的にすっきりさせる”というより、見えない部分の具体的な動きがどう積み重なって今に届いているのかを淡々と示してくれます。議員会館で行われた催しの規模や、特定の議員がどのように抜擢されていったのか、内閣の顔ぶれにどんな文脈があったのか。憶測ではなく、取材で拾われた事実の積み上げが続くので、自分の中の判断基準を少しずつ補強していく感覚があります。 読んでいて一番効いたのは、政治家と宗教団体の関係が“思想的な一致”ではなく、選挙や権力構造の中でどう扱われてきたのかが、具体的な場面として見えてくるところでした。票や動員の仕組みがここまで詳細に描かれると、「なぜ説明責任が必要なのか」という当たり前のことが、ようやく腹に落ちてきます。そして、関係の深さが可視化された瞬間に政治家の態度が変わる場面など、現実の政治の脆さもはっきりと見えてきます。 政治の話題を追っていると疲れることも多いですが、「何を根拠に疑問を持つか」を持ちたい人には刺さると思います。自分の判断を組み立てる材料として、静かに効いてくる一冊でした。
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出版社による紹介
安倍元首相と教団、本当の関係。 メディアが統一教会と政治家の関係をタブーとするなか、教団と政治家の圧力に屈せずただひとり、問題を追及しつづけてきたジャーナリストがすべてを記録した衝撃レポート、緊急刊行! 〈事件の10か月前、この宗教団体のフロント機関が主催するオンライン集会に予め撮影したビデオメッセージでリモート登壇した安倍は基調演説の中で、教団の最高権力者への賛辞を述べていた。全世界へ配信された安倍の基調演説を見た山上は犯行を決意。この“動機”は山上の思い込みなのか、それとも一定以上の確度をもって裏付けられるものなのか。その検証は第2次安倍政権発足後、9年間、3000日以上にわたって自民党とこの宗教団体の関係性を追ってきた私だけがなし得るものだった。日本の憲政史上最も長い期間、内閣総理大臣を務めた安倍が殺害されるに至った道程を記す。〉(プロローグより) (底本 2022年9月発売作品)
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