
新しい!お金の増やし方の教科書 銀行も証券会社もFPも教えてくれない
篠田 尚子
SBクリエイティブ / 2018-01-19
この本について
お金のことって、結局どこから手をつければいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく…そんな感覚を抱えている人、多いと思います。私自身、投資は気になっているのに、手数料がどうとか、アクティブとインデックスの違いとか、調べるほど霧が濃くなるタイプでした。 この本を読んでちょっと楽になったのは、「守る」と「増やす」を分けて考える、というごくシンプルな視点に戻してくれたことです。預金は流動性、保険は保障、増やすのは投信。役割がはっきりすると、変に“全部で増やそう”と無茶をしなくて済むんですよね。さらに、手数料は“高いか安いか”ではなく“適正かどうか”を見るとか、ポートフォリオも35%・25%…といった目安を示してくれるので、迷ったときに戻る「基準点」ができます。数字が並ぶと難しく見えますが、やること自体は意外と地味で現実的です。 もう一つありがたかったのは、制度や商品を“どこまで細かく選ぶべきか”の線引きを教えてくれるところ。iDeCoなら迷ったらシンプルなインデックスでいい、と割り切れる基準をくれるし、アクティブを選ぶなら国内株式のように得意分野があるカテゴリーに限る、といった判断軸も具体的です。投資って、情報を追いすぎて疲れる人ほど基準をほしがっている気がしますが、この本はその「考える余白」をちゃんと残してくれます。 「投信積立を始めたいけど、自信がなくて一歩踏み出せない」という人に、特に刺さると思います。全部を完璧にするより、まず“仕組みをつくる”ところから始めたい人に向いています。
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多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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