
朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術
坂本 慎太郎
この本について
株を触っていると、「結局どこを見ればいいのか」「寄り付きで振り回されて終わる…」みたいな、なんとも言えないモヤモヤが残ることが多いですよね。僕も板を開きっぱなしにしているのに、肝心なときに判断が遅れてしまうことがよくあって、どう向き合えばいいのかずっと悩んでいました。 この本が面白いのは、板読みを“広く学ぶ”というより、“寄り付きの数分で何を見るか”に絞ってくれるところです。たとえば、上下7本だけに集中する理由や、買い板が厚く売り板が上に飛んでいる形をどう判断の軸にするのか。さらには、TOPIX100を外す、出来高1000単元以上に絞るなど、銘柄選びの最初のフィルターが明確になるだけで、寄り付き前の巡回がだいぶラクになります。意味の薄い指標(OVER/UNDERの比率など)を「それで勝てたことはない」と切り捨ててくれるのも、かえって信頼できました。 もう一つ、個人的に刺さったのが“無傷で逃げる技術”のほうが長く生き残る、という視点です。利食い・損切りポイントを最初に決めることや、1日のロスカット額を過去最大利益の半分までに抑えるなど、数字で線を引く感覚が具体的で、朝の短期トレードに向き合う姿勢が現実的に整っていきます。 寄り付きの混沌に疲れた人、板を眺めているのに手応えがない人には、けっこう刺さると思います。僕と同じように「どこから直していいかわからない」タイプの人ほど、朝9時10分までの視界がクリアになるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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