
身近な鳥のすごい事典 (イースト新書Q)
細川博昭
イースト・プレス / 2018-01-20
累計読者数3
平均ハイライト数 72件/人
推定読了時間 約3時間48分
star総合評価 65/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%
この本について
仕事でも日常でも、視野が狭くなっている時って、自分のまわりのことしか見えなくて、世界が単調に感じてしまうことがあります。散歩中に鳥を見かけても、「スズメかカラスか」くらいの雑な分類で通り過ぎてしまう。でも、どこかで「もう少し世界の解像度を上げたい」という気持ちもある。そういう時に、この本がけっこう効きました。 たとえば、同じ枝に止まる鳥同士にも種ごとの“安心距離”があるという話を読むと、人間の「距離感の下手さ」みたいな悩みと重なって、ちょっと肩の力が抜けました。あるいは、スズメが減っている理由を読むと、街の風景がただ変わったのではなく、社会や暮らしの積み重ねの結果なんだと気づけて、自分の生活もその延長にあるんだと思えます。さらに、梅の木にいるのはほぼメジロで、ウグイスはめったに来ないなど、思い込みが静かにひっくり返る瞬間がいくつもあって、日常の景色が少しおもしろく見えてきました。 知識が増えるというより、「目の前の世界にもう一段階の深さがある」と実感させてくれる本です。散歩や通勤の風景を、ただの背景にしたくない人にはとくに刺さると思います。
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出版社による紹介
驚異の能力で千キロ超の距離を飛び帰巣するハト。 神の遣いから一変、ある時代から嫌われ者になってしまったカラス。 二千年も人と暮らし、その関係が濃すぎる故に数を減らしつつあるスズメ。 遥かな昔から私たちの傍には鳥の姿があった。 現代、東京の空にはインド・スリランカ産の鮮やかな緑色のインコが飛び、 いずれ「日本の鳥」となるといわれる。 鳥たちの歴史は長くその世界は驚くほど広い。 身近に見られる35種の鳥たちの意外な歴史とたくましい生き方を紹介する。
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