
僕には鳥の言葉がわかる
鈴木俊貴
小学館 / 2025-01-23
累計読者数29
平均ハイライト数 11件/人
推定読了時間 約3時間19分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
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この本について
仕事でも日常でも、目の前の出来事に「意味づけしすぎてないかな」と不安になる時があります。自分の判断に自信が持てなかったり、他人の行動を深読みして疲れてしまったり。そんな時に、この本の視点はけっこう効きました。 鳥の鳴き声ひとつ取っても、「言葉らしいから言葉だ」と思い込みたくなるところを、著者はちゃんと立ち止まって、余計な仮定を削って考え直します。そこに科学の厳しさがある一方で、鳥たちと丁寧に向き合う温度もある。そのバランスを追っていくうちに、自分の思考のクセがほぐされる感じがありました。さらに、混群で警戒を分担する鳥の行動から、「利他的に見える行動が実は双方にとって合理的」という視点を知った時、人間関係のモヤモヤにも応用できる気がしました。助け合いも自己犠牲も、そんなに単純じゃないんですよね。 そして何より、著者自身がだんだん鳥に似ていくほど没頭しながら、それでも人間を特別扱いしすぎない姿勢に、救われる人は多いと思います。「自分の見ている世界がすべてじゃない」と自然に思わせてくれる本でした。 生き物への見方を少しだけゆるめたい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
ようこそ シジュウカラの言葉の世界へ。 山極壽一先生(総合地球環境学研究所所長)絶賛! 「類人猿を超える鳥の言語の秘密を探り当てたフィールドワークは 現代のドリトル先生による新しい動物言語学の誕生だ」 :::::::::::::::::::::::: NHK『ダーウィンが来た!』をはじめ国内外のメディアが注目する気鋭の若き動物言語学者による初の単著、ついに刊行! 古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。 その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。 動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。 シジュウカラへの情熱と愛情あふれるみずみずしい視点に導かれるうちに、動物たちの豊かな世界への扉が開かれます。読後に世界の見え方が変わる一冊。巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつき。 ※この作品にはカラーが含まれます。 ※本書に掲載されている二次元バーコードは、デバイスの機種やアプリの仕様によっては読み取れない場合もあります。その場合はURLからアクセスしてください。
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