
AI時代の子育て戦略 (SB新書)
成毛 眞
SBクリエイティブ / 2018-06-05
この本について
子どもの将来を考えると、「今やっている習い事って本当に意味あるのか」とか、「好きなことを尊重したいけど、放っておくのも不安」といったモヤモヤが出てきます。AIだのグローバルだのと言われるほど、正解が見えにくくなっている気もしますよね。僕も同じで、結局“どこまで親が介入すべきなのか”がずっと判断しづらかったりします。 この本は、その迷いを雑に振り払うのではなく、視点をひとつずつずらしてくれる感じがあります。たとえば「子どもは好きなことにのめり込む経験をまず持つべき」という考え方は、将来の職業選択とか才能論とは別に、日常の関わり方を変えてくれるものでした。親の表情ひとつで子どもが興味を手放すことがある、という話はちょっとドキッとします。また、AI時代の不安に対しても、“何を学ばせるか”ではなく、“どんな環境に置くか”のほうが効くという説明があって、勉強や習い事より前に考える余白をもらえる感覚がありました。 そして個人的に一番刺さったのは、人間がやるから価値になることはこれからも残る、という視点です。速く走ること自体に意味はなくても、ボルトの存在が価値になるように、成果が説明しにくい活動もちゃんと未来に繋がる。そう思えると、子どもの“よくわからない夢中”に対して急に寛容になれました。 「子どもの“好き”を潰したくないけど、方向性も見えなくて不安」という人には特に届くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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