
伝説のハッカーが教える超監視社会で身をまもる方法
ケビン・ミトニック, ロバート・バモシ, and 高取芳彦
日経BP / 2018-02-16
この本について
プライバシーって気にしているつもりでも、実際は「どこまで守れているのか」が自分でもよく分からないまま日々の便利さを優先してしまうんですよね。パスワード管理も、SNSの設定も、なんとなく「たぶん大丈夫」で過ごしてしまう感じ、僕もずっとありました。 この本を読んで刺さったのは、抽象的な危機ではなく、具体的に“どこで自分の足がつくのか”が淡々と書かれているところでした。例えば、長くて強いパスフレーズの必要性はよく聞きますが、「マスターを忘れたら全滅」という現実も合わせて語られることで、自分の運用を見直すきっかけになりました。また、MACアドレスやIPアドレスの扱い方、カメラの映り込みといった日常レベルの落とし穴も、実際の行動が変わるくらい具体的に説明されています。後回しにしがちなSNSのプロフィール情報も、「埋めなくていい」という当たり前のようで抜けがちな視点に救われました。 完璧な“不可視”を目指すというより、日常のどこを調整すればリスクを減らせるのかを把握したい人にはちょうどいい一冊だと思います。とくに「気をつけたい気持ちはあるのに、専門用語の壁で止まっている」という人には、実生活に落とし込みやすいヒントが多いはずです。
読書インサイト
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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