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スノーデン 日本への警告 (集英社新書)

スノーデン 日本への警告 (集英社新書)

エドワード・スノーデン、青木理、井桁大介、金昌浩、ベン・ワイズナー、マリコ・ヒロセ、宮下紘

集英社 / 2017-04-19

累計読者数5
平均ハイライト数 11.4件/人
推定読了時間 約2時間35分
star総合評価 55/100
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この本について

最近、ネットで何か調べただけで「自分の行動ってどこまで見られてるんだろう」とふと不安になることが増えました。便利さの裏で、何をどこまで差し出しているのか自分でも把握できていない感覚があって、でも大ごととして考えるほどの時間もないまま流されてしまう。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を過ごしていました。 この本は、いわゆる“陰謀論的な何か”ではなく、私たちが普段触れているインターネットの仕組みや、国と市民の情報バランスがどう崩れていくのかを、生活レベルの感覚にまで下ろして考えさせてくれます。訪れた場所や読んだ本の題名といった、ごく個人的なデータがどう扱われるのか。それが「悪いことをしていないからいい」で片付かない理由が、腹落ちする形で語られています。また、日本のメディアや行政の構造的な弱さについても触れられていて、普段ぼんやり感じていた「なんで大事なことほど見えづらいんだろう」の正体が言語化される感じがありました。 個人的には、プライバシーを“自分でいるための権利”と捉え直す視点が、とても静かに効いてきました。守りたいのは秘密ではなく、自分の判断や思考そのものなんだと気づくと、情報との距離の取り方が少し変わります。 社会の大きな話に見えて、実は日常の不安や息苦しさにつながっていると感じる人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、テロ防止の名の下に、アメリカ政府は技術発展の著しいインターネットを通じた大規模な監視体制を構築していた。ところが対象となっていたのはテロリストだけではなく全世界の一般市民すべてだった……。2013年6月、これらの事実を暴露したのが元情報局員のスノーデンである。権力が際限のない監視を行い、それが秘密にされるとき、権力の乱用と腐敗が始まる。本書では、日本人に向け、今起きている深刻な事態や権力を監視するための方途をスノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士やムスリム違法捜査を追及する弁護士、公安事件に詳しいジャーナリストら、日米の精鋭が、議論を多角的に深める。警世の一冊。【目次】刊行にあたって エドワード・スノーデンのメッセージ/第一章 スノーデン 日本への警告/第二章 信教の自由・プライバシーと監視社会――テロ対策を改めて考える/あとがきにかえて ベン・ワイズナーとの対話/付録 スノーデンのメッセージ原文
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