
さよなら、インターネット――GDPRはネットとデータをどう変えるのか
武邑 光裕、若林 恵
ダイヤモンド社 / 2018-06
累計読者数4
平均ハイライト数 18.3件/人
推定読了時間 約4時間54分
star総合評価 58/100
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この本について
インターネットの便利さに乗っかりつつ、「自分の情報ってどこまで吸われてるんだろう」とか、「結局、プラットフォームの気分に振り回されてないか?」みたいな薄い不安を、ふとした瞬間に感じることがあります。仕事でも生活でもネットに依存しているからこそ、見なかったことにしてきた部分を直視せざるを得ない場面が増えてきました。 この本の抜粋を見ていると、多くの人が刺さっているのは、データが勝手に“自分の分身”として漂流してしまう感覚や、同質性の塊であるSNSが思考を偏らせていく構造へのモヤモヤなんだと思います。僕自身も、アルゴリズムに最適化された自分と、実際の自分がズレていく感覚にずっと違和感がありました。この本のいいところは、単に「SNSは危険」と言うのではなく、GDPRという具体的な規則を軸にして、データを個人に返す仕組みや、所有権がどう変わりつつあるのかを、現実的な視点で見せてくれるところです。ネット社会を一度1995年に戻す、という発想も、聞いてみると思った以上に腑に落ちました。 個人的には、「自分の情報をどこまで他人に委ねるのか」を考えるきっかけになる一冊だと思っています。SNSやAIの進化を横目に漂っている人より、もう少しちゃんと向き合いたい人に刺さります。
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出版社による紹介
インターネットは、「ユートピア」ではなかった―イーロン・マスク、マーク・ベニオフ、エヴァン・ウィリアムズ...ネットを牽引してきた天才たちは、なぜいまテクノロジーに悲観しているのか?個人情報を搾取するシリコンバレーにつきつけた、EUからの「最後通告」。デジタル広告、ゲーム、IoT...あらゆるビジネスが変化を余儀なくされるGDPR(一般データ保護規則)のもたらす衝撃と、そこからはじまる新しい社会のかたちを探る。
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