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介護の生理学

介護の生理学

小平めぐみ、井上善行、野村晴美、藤尾祐子、古川和稔、竹内孝仁

秀和システム / 2013-03-20

累計読者数3
平均ハイライト数 16件/人
推定読了時間 約4時間50分
star総合評価 53/100
menu_book精読型
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この本について

介護の現場にいると、「これって本当に本人のためになっているのか…?」と迷う瞬間がけっこうあります。むせ込みが増えたり、足がむくんだり、失禁が続いたり。原因が本人の状態なのか、こちらの関わり方なのか、判断がつかないまま日々が過ぎていくあの感じです。 この本は、そのモヤモヤに少しずつ輪郭を与えてくれました。たとえば、水分制限は“やるのが当たり前”と思っていたけれど、そもそも根拠が弱いこと。むせや誤嚥は、食形態よりも「噛む回数」「姿勢」「足が床につくか」で大きく変わること。尿失禁も、尿意が戻れば行動が自立につながること。どれも知識というより、目の前の利用者の行動が“なぜそうなるのか”を理解するための視点として効きました。 読みながら何度かドキッとしたのは、「介護スタッフが自立を奪っている」という指摘です。責める口調ではなく、ただ事実として淡々と書かれているだけなのに、思い当たる場面が多すぎる。でも同時に、ADLが少し戻るだけでQOLやIADLまで波及していくという希望もちゃんと描かれています。現場で悩みながら手を動かしている人にこそ届く内容だと思います。 「なんとなくの経験則で判断してしまっている気がする」と感じている介護職の人には、特に刺さります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

介護の力でADLを回復させよう。おむつはずし、常食、自力歩行。生活すべての自立性が向上する、生理学に基づくケアの実践的知識。
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