
21世紀のクリヤヨガ: 性エネルギーを活用して超人になる (Kanda-Yoga出版)
マリア・ステファノ、中野 憲司
この本について
なんとなく日々が落ち着かなくて、休んでいるつもりなのに回復した感じがしないことってありませんか。仕事も生活もそれなりに回っているのに、体と心がチグハグなまま進んでいるようなあの違和感です。自分もその状態が続いたとき、何か大きいことを変えるよりも「土台の整え方」を知らないだけなんじゃないかと思い始めました。 この本で多くの人が保存していたのは、「5つの規範」という、生活の基本を静かに立て直すパートでした。ベジタリアンにならなくていいとか、週一回の運動で十分だとか、意外と“背伸びしない条件”が並んでいるのが安心で、しかも呼吸や感情の扱いまで含めて一続きのリズムとして語られているのが特徴です。難しい技法というより、日常の動作を少し丁寧に戻すことで、自律神経の揺れが落ち着いていく感覚に近いです。 本書に出てくるクンダリニーや音の世界といった概念は、伝統的なヨガの世界観に触れるものですが、それを“超常的な力”として押し付ける感じではなく、自分の状態を観察するための比喩として読めば、むしろ視点が軽くなる部分が多いと思います。尾骨のあたりに意識を置く、呼吸の深さで落ち着きを探す、そういう地味だけど続けられる行動に落とし込めるのがこの本の実用的なところです。 日々の調子がブレやすくて、「まずどこから整えればいいのか分からない人」に刺さる本です。派手な自己改革ではなく、静かに自分のペースを取り戻すための手がかりがほしいときに、ちょうどいい距離感で寄り添ってくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの60%が集中しています。
読書の順序
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