
おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 しごとのわ
高井 浩章
インプレス / 201803
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star総合評価 63/100
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この本について
お金のことを考えるとき、どうしても「結局、世界の仕組みってどうなってるんだろう」ともやっとする瞬間がありませんか。投資だの税金だの信用創造だの、言葉は知っているのに、自分の生活とどうつながっているのかがよくわからないまま進んでしまう感じです。僕もずっとそこが引っかかっていました。 この本が面白いのは、難しい経済の話を“知識として覚える”のではなく、“自分の感覚が少しずつ変わっていく”方向に連れていってくれるところです。お金がただの共同幻想であるという視点や、信用創造が人間同士の信頼の積み重ねから生まれるという説明は、数字よりも「なるほど、こういう成り立ちだったのか」と腹落ちする。タックスヘイブンや『平和の配当』の話も、世界で起きていることが急に自分事として近づいてくる感覚がありました。そして、知識と直感の関係や“事業を営むことの重さ”のくだりは、仕事で判断に迷う日々にそのまま効く内容でした。 過度に明るい未来を約束するタイプの本ではないけれど、今の世界をどう受け止めればいいのか、その足場をそっと作ってくれる一冊です。自分のお金や働き方の判断を「なんとなく」から一歩進めたい人に刺さると思います。
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