
「お金」って、何だろう?~僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?~ (光文社新書)
山形 浩生 and 岡田 斗司夫 FREEex
累計読者数9
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star総合評価 63/100
trending_up後半加速型
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この本について
お金のことを考えるとき、「この仕組みって本当にうまく回っているのか?」みたいな小さな違和感が積み重なる瞬間がありませんか。働き方にしても、銀行のルールにしても、なぜそうなっているのかよく分からないまま、なんとなく従っている感じがある。僕も同じで、日常の判断にまでお金のルールが影響しているのに、その前提を深く理解できていないことにモヤモヤしていました。 この本は、お金を神聖視するでもなく、逆に断罪するわけでもなく、「実際にどう機能しているのか」をかなり現実的に教えてくれます。たとえば、日銀の独立性が高くなり過ぎた影響や、銀行がなぜ過度に安全運転になるのかを知ると、ニュースで見る数字の背景が急に立体的になる。さらに、お金が価値の媒介だけでなく、貯蔵手段であるがゆえに取引が止まる場面がある、という指摘は、自分の家計や仕事の動かし方を見直すきっかけになりました。そして、人間関係や評価経済とお金の距離感が変わりつつある今、お金をどこまで頼るのか、どこから距離を取るのかという判断まで考えさせられます。 全体として、「経済ニュースが急に解像度を持つ」「自分の行動が通貨の使い方とつながる」そんな読後感のある本です。仕組みを知らないまま流されるのが嫌な人、でも難解な経済書には疲れてしまう人には特に刺さると思います。
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