
2025年、人は「買い物」をしなくなる
望月 智之
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-11-15
累計読者数38
平均ハイライト数 22.4件/人
推定読了時間 約2時間19分
star総合評価 72/100
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この本について
買い物に時間を取られすぎている気がする。でも全部ネットで済ませるのも、どこか落ち着かない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々の選択肢だけが増えていく感じ、けっこう共通しているんじゃないかなと思います。僕自身、「便利になっているはずなのに気持ちは軽くならないのはなぜだろう」とよく立ち止まっていました。 この本は、買い物そのものの変化を「技術の進化」ではなく「自分の行動がどう変わるか」という視点で見せてくれる一冊でした。たとえば、気づいたら生活のあらゆるものが商品棚になっている感覚や、欲しいと思った瞬間に買えてしまう世界の「次の段階」がどこへ向かうのか。企業がファンと直接つながる流れや、サブスクで“持たない選択”が当たり前になる理由も、細かい例が多くて腑に落ちやすいです。読みながら、自分が感じていた違和感の正体が少しずつ言語化されていくようでした。 特に刺さったのは、「便利さの代わりに人が求めているのは時間」という指摘。結局のところ僕たちは、商品ではなく“余白”を買っているのかもしれない。そう思うと、買い物の基準も、情報の受け取り方も、少し変わっていきます。 変化のスピードに振り回されている気がする人にほど、落ち着いて読める本だと思います。
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出版社による紹介
われわれが日常的にしている「買い物」をテーマに、およそ5年後の近未来を鋭く予測するのが本書だ。 ITの発展によって、いま「買い物」をめぐる動きや勢力地図が大きく変わっている。 たとえば、ウェブはスマホにシフトし、5G(第5世代通信技術)やDtoC(Direct to Consumer)といった新しい技術や考え方が本格化。 AI技術のさらなる進展やAmazonの動向も気になるが、一方でリアル店舗の数は減少を始めている。 戦前からの約100年間という時間軸でショッピング史を見ていくと、それは「棚の奪い合い」を続けてきた歴史だった。 その舞台はいま、確実にデジタル上に移っている。 そうした中、Eコマース(EC)の世界で大きな変化として語られる最新の考え方が「デジタルシェルフ」である。 これは直接的には、いままでお店にあった「リアルな棚」が、手のひらのスマートフォンの中にある「デジタルの棚」に置き換えられることを指している。 ただ、変化はそれだけにとどまらない、これからはメディアや道行く人、家電など、あらゆるものが「商品棚」になるのだ。 こうした変化が進展していくことで、人々は間違いなく「買い物をしなくなる」。 もちろん、お金を支払って何かを買うことがなくなるわけではない。 なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだ。 店に行くことや、商品の現物を見ること、さらには商品を自分で選ぶことさえも含まれる。 これまで当たり前だったプロセスが次々に省略され、そのうち「買い物をしている」という感覚さえなくなっていくのだ。 こうした変化をまとめつつ、約5年後の近未来を占う一冊、あなたにもぜひ読んでほしい。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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