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おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密

高井 浩章

累計読者数6
平均ハイライト数 7件/人
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 27%

この本について

お金のことを考えるとき、どうしても「正しい・間違っている」で割り切れない場面にぶつかることがあります。投資は本当に人の役に立っているのかとか、必要悪とされる仕事をどう捉えればいいのかとか、資本主義の仕組みに乗りながらもどこか居心地の悪さを感じるとか。僕も働きながら、こういうモヤモヤをずっと抱えてきました。 『おカネの教室』が面白いのは、この“どっちつかずの気持ち”にそのまま寄り添ってくれるところです。善と悪を簡単に線引きせず、社会を動かす構造を子どもでも分かる言葉で説明しつつ、読者を甘やかしすぎない。たとえば、職業を「かせぐ・もらう・ぬすむ」で整理する場面では、自分の働き方を強制的に振り返らされましたし、必要悪を「人間の本性に根ざしていて、この世からなくせない」と認める視点には、妙なリアリティがあります。良い悪いではなく、どう折り合いをつけて生きるかを考えさせられるんですよね。 さらに、リーマンショックのくだりのように、経済の大事件が“人間の行動の積み重ね”として描かれるのも効きました。銀行家だけが悪いという話ではなく、仕組みがどう歪み、人がどう判断し、どこで破綻するのか。その流れが見えると、自分が日々触れているニュースの見え方が変わります。「必要悪とどう向き合うか」「市場に委ねるとはどういうことか」という問いが、急に自分ごとになる感じがあります。 きれいごとでは片付かない世界で、どう現実と手を取り合うかを考えたい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

お金の物差しで見極めれば世界の仕組みが見えてくる。「そろばん勘定クラブ」に入った中学生の隼人と乙女に、クセの強い謎の顧問は次々に難問を投げかける。お金を手に入れる6つの方法とは? 正しい借金の仕方は? 世界を豊かにする働き方とは? 投資は何の役に立つの? 低金利の真犯人は? 貧富の格差はなぜ広がる? 3人の対話を通してお金の生きた知識が身につく、青春経済小説!
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