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シェイプ・オブ・ウォーター (竹書房文庫)

シェイプ・オブ・ウォーター (竹書房文庫)

ギレルモ・デル・トロ、ダニエル・クラウス

竹書房 / 2018-02-28

累計読者数4
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約6時間44分
star総合評価 46/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 56%

この本について

仕事でも人間関係でも、自分の価値が他人の言葉で勝手に決められていく感じってありますよね。こっちは必死にやっているのに、名前を貼られるだけで「そういう人」にされてしまうあの息苦しさ。自分の輪郭がぶれていくような感覚に、ふと不安になることがあると思います。 『シェイプ・オブ・ウォーター』の抜粋を読むと、まさにその「名づけられる側のしんどさ」に共鳴している人が多い気がします。物事に名前をつける者が、その存在の価値を決めてしまうというくだりや、自然の優しさだけでなく残酷さも抱えたまま世界は進むという視点は、自分の状況を静かに俯瞰するきっかけになります。水のように形が固定されないという比喩も、自分の在り方を他人の基準に奪われたくない時にそっと効いてくると思います。 この物語は、「あなたはこんな扱いをされるべきじゃない」という一文が象徴するように、誰かに勝手に分類されてきた人が、自分の輪郭を取り戻すまでの過程をそっと照らしてくれます。何かを変えてくれる“強い教え”というより、張りついた言葉を一枚ずつはがして、もう一度自分のペースで呼吸できる場所を思い出させてくれる感じです。 他人の評価に疲れた時や、自分の名前を自分でつけ直したい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

アカデミー賞 最有力! ほか数々の賞にノミネートされている本年度最大の話題と感動作 ギレルモ・デル・トロ監督がダニエル・クラウスと共に、自ら小説化。日米同時発売! ◎第71回英国アカデミー賞 最多12部門ノミネート ◎第75回ゴールデン・グローブ賞 最多7部門ノミネート 2部門(監督賞・音楽賞)受賞 ◎第23回放送映画批評家協会賞 最多14ノミネート 4部門(作品賞・監督賞・美術賞・作曲賞)受賞 ◎第52回全米映画批評家協会賞 主演女優賞受賞 ◎ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞 2017 『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る 切なくも愛おしい、誰も観たことがない究極のファンタジー・ロマンス 独自の世界観を持つストーリーテラー、ギレルモ・デル・トロと著名作家ダニエル・クラウス。 才能あるふたりのコラボレーションが生み出した、人の心を捉えて離さない切なく美しいラブストーリー。 ふたりのアーティストによって一から創り出されたこの物語は、大胆にもふたつのメディアで段階的にリリースされる── ひとつは文学、ひとつは映画で。あなたがこれまで見たことも経験したこともない世界。 それが『シェイプ・オブ・ウォーター』の中に広がっている。 今、言葉を越えて──心が繋がる 〈あらすじ〉1962年、孤児院で育ったイライザ・エスポジートは、生まれつき口が利けない。ボルチモアにある政府の極秘研究施設で深夜勤務の清掃業務をこなしつつ、彼女は己の退屈な人生の中でもがいていた。そんなある晩のこと、イライザは偶然にも、“ある何か”を見てしまう。それは、この研究施設創設以来の“貴重品”。アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る──。 ◎映画『シェイプ・オブ・ウォーター』2018年3月1日(木)全国ロードショー! 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
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