
ブルー・オーシャン・シフト
W・チャン・キム、レネ・モボルニュ、有賀裕子
ダイヤモンド社 / 2018-04-19
この本について
新しい企画を考えるたびに、「結局どこも似たようなことをやってるな…」「差別化って言うけど、やればやるほどコストだけ上がるよな…」みたいな行き詰まりを感じることがあります。僕もこの本を読むまでは、業界の“当たり前”を疑う余白なんてほとんど持てていませんでした。 『ブルー・オーシャン・シフト』が効いたのは、奇抜な発想を求めるんじゃなくて、買い手がどんな不便を当たり前として受け入れてしまっているか、それを丁寧に拾うところから市場づくりを始める姿勢でした。競合と同じ土俵で頑張るのではなく、「そもそも土俵は本当にこれでいいのか」と問い直す具体的なステップが用意されていて、分析だけして動けなくなる状態から抜け出す道筋が見えます。差別化と低コストを同時に追うという話も、理論ではなく、どこを減らしてどこを思い切り増やすかという実務の視点で語られているので、現場に落とし込みやすいです。 業界の“空気”に縛られて、新しいことをしたいのに一歩踏み出しきれない人にはすごく合う本だと思います。僕自身、非顧客を見に行くという発想を取り入れてから、企画の方向性が少しずつブレにくくなりました。刺さる人には、じわっと効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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