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哲学の原点 ソクラテス・プラトン・アリストテレスの知恵の愛求としての哲学 (放送大学叢書)

哲学の原点 ソクラテス・プラトン・アリストテレスの知恵の愛求としての哲学 (放送大学叢書)

天野 正幸

累計読者数6
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star総合評価 39/100
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この本について

仕事でも日常でも「結局どう生きればいいのか」を考える時、言葉だけは立派なのに中身が伴っていない気がして、もやっとすることがあります。勇気とか誠実さとか、よく使う言葉ほど、自分が何を指しているのか曖昧なまま扱っていたんじゃないか…とふと立ち止まる瞬間があるんですよね。 この本は、まさにその曖昧さを一度解体してくれる感じがありました。ソクラテスが「知っているなら定義できるし、論破されないはずだ」と言う場面を読むと、自分が普段“知っているつもり”で使っている言葉の危うさに気づかされます。また、「人間は本当の知恵には到達できない」と認めつつ、それでも知を愛し続ける姿勢が描かれていて、結論を急がずに考え続ける態度そのものが、今の生活にそのまま持ち込める感じがします。判断に迷う時に、価値の置き方を一段深いところから見直すヒントにもなります。 派手な答えはないけれど、言葉の根っこから考えたい時に静かに効いてくる一冊でした。自分の中の“わかった気”をほぐしたい人には、とても刺さると思います。

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