
プラトン ソクラテスの弁明 シリーズ世界の思想 (角川選書)
岸見 一郎
KADOKAWA / 2018-08-27
累計読者数7
平均ハイライト数 13.7件/人
推定読了時間 約2時間30分
star総合評価 54/100
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この本について
最近、仕事でも日常でも「自分は本当にわかって話しているのか…?」と不安になる瞬間が増えました。知ったような顔をしながら、実は大事なところほど曖昧なまま通り過ぎている感じ。議論も、結論ありきで進んでしまう場にいると、ますます自分の足元がぐらつくんですよね。 この本は、そんなモヤモヤを少し落ち着かせてくれました。ソクラテスが言う「知らないことを知らないと思えているか」という視点は、日々の判断をぐっと現実的にしてくれます。たとえば、自分が専門外のことまで意見を言いたくなる癖があると気づいたり、何が“善い”のかを曖昧にしたまま選択しようとしている自分に気づいたり。知識を増やすより先に、立ち止まって考えるべきことが見えてくる感覚があります。 同時に、ソクラテスがただ「謙虚であれ」と言っているのではなく、「何が自分にとって有益か」を丁寧に扱う姿勢を示してくれるのも、この本の良いところでした。魂を整える、なんて大げさに聞こえるかもしれませんが、結局は日々の選択をどう賢くするかという、とても現実的な話でもあります。 自分の考えの立ち位置を一度リセットしたい人、議論や判断で迷うことが多い人には、特に刺さると思います。
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出版社による紹介
古代ギリシアを代表する哲学者ソクラテス。 その生涯は刑死という衝撃的な最期を迎えたが、その裁判の一部始終をプラトンが記録したのが『ソクラテスの弁明』である。誰よりも正義の人であったソクラテスが裁判で何を語ったかを伝えることで、彼の生き方を明らかにした名著。 幸福であるためには、何が自分にとって善であるかを知っていなければならない。これが知恵や真実を求める意味であり、この意味での善悪の知が魂を優れたものにする——。古代ギリシア哲学の白眉ともいえる『ソクラテスの弁明』の全文を新訳とわかりやすい新解説で読み解く。「徳」と訳されるアレテーなどギリシャ哲学の概念にも触れつつ、ソクラテスの言動や思想を通して哲学とは何かに迫る。 ※紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。
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