
勝間式 金持ちになる読書法【電子版特典付き】
勝間和代
宝島社 / 2021-12-25
この本について
「読んだほうがいいのは分かってるけど、時間も気力も足りないし、そもそも何を得たいのか自分でもよく分からない」。読書に関して、こういうモヤモヤってありますよね。私も長い間この状態で、本を開くたびにどこか落ち着かない感じがありました。 『勝間式 金持ちになる読書法』が面白いのは、まずこの“落ち着かなさ”の正体を整理してくれるところです。効率的な読み方のテクニックより前に、そもそも「何のために読むのか」というゴールが曖昧だと、読書はどうしても続かないという視点。実際、抜粋にもあるように、著者自身は「どんな生活を目指すのか」を明確にしてから読書の意味が変わったと言います。これは自己啓発的な根性論ではなく、目的があるほうが、どの本を選ぶべきかも自然に定まっていくという話なんですよね。 もうひとつ腑に落ちたのは、「無意識に情報をためる」ための仕組みづくりです。読み上げ機能を使った耳の読書や、読み方を“1行ずつ追わない”という発想は、読書量を増やすためというより、生活の流れに読書を溶け込ませるための工夫として刺さりました。気負わずに続けられる習慣ができると、読んだ内容が勝手に行動へにじみ出してくる、という感覚は私自身もかなり共感します。 そして、情報を鵜呑みにせず、反対の情報も確認して仮説として扱う姿勢。これがあると、ただの“知ったつもり”で終わらないので、読書の質が変わります。読書メーターで記録を可視化する話も含めて、やってみて初めて効力が出るタイプの本だと思います。 読書の習慣を作りたいけれど、何から手をつければいいか迷っている人に特に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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