
図解 部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書
出口 治明
KADOKAWA / 2016-01-15
この本について
部下に仕事を任せるたびに、「結局ぜんぶ自分でやったほうが早い」と思ってしまうこと、ありますよね。気づけば細かいところまで口を出して、任せたつもりが丸投げか放置になってしまう。任せたいのに任せられない、その中途半端さに自分でもモヤモヤする時期が、僕にも長くありました。 この本が助けてくれたのは、「任せる」を感覚ではなく、具体的な行動に落としてくれたところです。たとえば、権限を渡したら途中で口を挟まないこと。これは理屈では知っていたつもりでしたが、「権限は部下の固有のもの」と言い切られると、自分がどれだけ“取り返していた”かを思い知らされました。さらに、「60点で満足する」感覚を持つことや、「期限・レベル・目的・背景」を先に伝えることなど、日々のシーンにそのまま持ち込める話が多いです。任せ下手な人ほど、読んだ翌週に行動を変えられると思います。 個人的にいちばん刺さったのは、「部下の尖った部分を削らない」というところでした。丸く整えようとすると、結局その人の面積が小さくなる。任せるとは、その尖り方ごと信じることなんだと、腹落ちしました。 「部下の仕事に手を出しすぎてしまう」「任せる基準がわからない」と悩んでいる人にはとても実務的に効きます。僕と同じように、任せることに苦手意識があるタイプに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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