
アリストテレス入門 (ちくま新書)
山口義久
累計読者数12
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推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
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この本について
仕事でも日常でも、目の前のタスクに追われていると「そもそも、なぜこれを知りたいんだっけ?」と自分の基準がぼやけてくる瞬間があります。効率や実用性ばかり考えてしまい、知ること自体の楽しさや、考えることの意味を見失いがちなんですよね。僕自身、疲れてくるとまずここが曖昧になります。 『アリストテレス入門』が効くのは、そんな迷いを少し落ち着かせてくれるところにあります。知識を「役に立つかどうか」で測らない視点を示してくれるし、何かを不思議に思うところからしか本当の問いは始まらない、という当たり前のようで忘れがちな感覚を丁寧に扱ってくれます。それに、知識と経験の違いを整理してくれるので、日々の実務の判断にも静かに効いてきます。自分の思考を点検する作法として論理学が位置づけられている話も、忙しい人ほどスッと腑に落ちるはずです。 実用書ではないけれど、実務で迷いがちな人ほど効く本だと思います。目の前のタスクに意味づけし直したい人に刺さる一冊です。
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出版社による紹介
プラトンとならぶ古代ギリシア哲学の巨人アリストテレス。彼はのちのヨーロッパ哲学に影響を与えただけではない。いわゆる三段論法を中心とする形式論理学の基礎を築き、具体・抽象、普遍・個別、可能・現実といった概念を創始して、近代自然科学の発展をささえる知の総合的な枠組をつくりあげた。われわれがさまざまな事柄を考える際の思考法そのものに関わる問題を、彼はどのように追求していったのか。本書は、そのねばりづよい知の探求の軌跡をたどるアリストテレス再発見の試みである。
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