
仕事したく「ない」人のための働か「ない」働き方: 仕事漬けの「多動力」? それとも、1日実働3時間の「不動力」?
河本 真
この本について
「働く時間を減らしたいのに、現実にはタスクだらけで全然減らない…」そんなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。やろうと思えばやることが無限に出てきて、結局どれも中途半端。脳の余白なんてどこにもない。そんな状態が続いていたときに読んだのが、この『働か「ない」働き方』です。 この本が面白いのは、「働く時間を減らすには意志力より環境と仕組み」という立場で語られているところ。著者が週21時間ルールを敷いて、午前中だけ働くようにしている理由も、単なる効率化ではなく、創造性が死なないように意識的に“脳が動く時間”を残すためなんですよね。僕も読みながら、デスクに向かっている時間がそのまま成果に繋がるわけじゃないことを思い知らされました。午後にサーフィンしたり、移動中に思考タイムを設けたり、あえて「脳が空っぽになる瞬間」を作る発想は、仕事を削るというより“働く形を組み替える”感覚に近いです。 もうひとつ刺さったのは、課題と理想を書き出すだけで脳が勝手に手段を探し始めるという話。これ、実際にやってみると驚くほど整理が進むんですよね。スマホをオフにして深呼吸するくだりもそうですが、著者は「外側の刺激を減らすことで内側が回り始める」という体感値を持っていて、それが本全体に通っています。 忙しくしているのに前に進んでいる実感が薄い人、働く量を減らしたいのに減らし方がわからない人には、かなり刺さると思います。僕にとっても、“頑張る量”ではなく“整える質”に目を向けるきっかけになった一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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