
被害者のふりをせずにはいられない人
片田 珠美
青春出版社 / 2018-05-01
累計読者数4
平均ハイライト数 53.5件/人
推定読了時間 約2時間
star総合評価 78/100
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この本について
最近、誰かの言動に「なんでそんなに怒ってくるんだろう」と戸惑ったり、自分が悪者にされている気がしてモヤモヤすることが増えた人は多いと思います。相手に悪気があるのか、自分が気にしすぎなのか、その境界がよく分からなくなるあの感じです。僕も仕事で理不尽な怒りをぶつけられたとき、どう距離を取ればいいのか分からずに疲れ果てていました。 この本が助けになるのは、相手の「被害者ぶり」の裏側にある心理や仕組みを、現実的なレベルで理解できるところです。例えば、怒りの背景には「自分は被害者だ」という思い込みがあることや、攻撃の矛先が本来の相手ではなく、たまたま近くにいる人に向けられることがあるという指摘は、実際の人間関係を思い返すと腑に落ちる場面ばかりでした。また、反撃といっても言い負かす必要はなく、丁寧な言葉で境界線を引くだけでターゲットにされにくくなる、という具体策はすぐに使えます。自分の中にも被害者感情が芽生える瞬間があるという前提で書かれているので、「あの人が悪い」で終わらないのも読みやすいところです。 誰かの怒りに巻き込まれやすい人や、理不尽さに心を持っていかれがちな人には、とくに刺さる一冊だと思います。自分を守る技術としても、人と距離を取る判断基準としても、静かに効いてきます。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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出版社による紹介
いい人から怖い人へ。なぜ、ある日突然、豹変するのか。職場、家庭、友人、SNS…やっかいな人たちとその対処法を人気精神科医が明かす。 【こんな“被害者ぶる人”から身を守れ】●上司から遅刻をとがめられ「パワハラだ」と逆ギレ●女性から食事の誘いを断られ、ストーカー化。根も葉もない噂を流す●自己保身のために、相手の非をあげつらう●不倫が報じられた芸能人を活動自粛に追い込む。その深層心理とは?●“被害者ぶる人”と“リアル被害者”を混同するな「被害者ならば何をしても許される」――そう思い込んで被害者のふりをする人が、いま社会に蔓延している。 必ずしも自分が実際に被害を受けたわけではないのに、あたかも被害者であるかのように装い、まわりの人々を味方につけて誰かを攻撃する。 “被害者ぶる人”のターゲットにされると、いつの間にか立場が入れ替わって、こちらが悪者にされかねない。その結果、心を病んでしまうことも…。 “被害者ぶる人”たちは、なぜ自分が被害者であるかのように装うのか?
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