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不倫 (文春新書)

不倫 (文春新書)

中野 信子

双葉社 / 202204

累計読者数4
平均ハイライト数 21.3件/人
推定読了時間 約2時間5分
star総合評価 67/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 63%

この本について

恋愛や夫婦関係のことって、正解がないうえに、周りの価値観とも自分の感覚ともズレていて「これって普通なんだろうか…」と急に不安になる時があります。浮気や不倫みたいなテーマはなおさらで、モヤモヤしても人に話しづらい。でも放っておくと、相手の行動に過敏になったり、逆に見ないふりをして疲れてしまったりします。 この本は、そういう「感情の迷路」にいる時に、ちょっと視界を広げてくれるタイプの一冊でした。不倫を肯定する本ではなく、行動の背景にある脳科学や進化の仕組み、バイアスを淡々と説明してくれます。恋愛初期のドーパミンやセロトニンの上下がどれくらい人を“盲目”にするのかとか、愛着スタイルによって上司のマネジメント傾向まで変わることとか、普段ただ「性格」で片づけていたことが別の角度で見えてきます。私自身、相手に過度な期待をしていた場面を思い返して、単に自分と相手の脳の癖が違うだけ、という見方をようやく持てました。 面白いのは、個人の恋愛の話が、内集団バイアスやサンクションの話を通じて、会社のいじめやマイクロマネジメントにもつながっていくところです。恋愛の問題を「倫理」だけで見ようとすると行き詰まりますが、こういう視点を知っておくと、相手の行動を必要以上に個人攻撃しなくて済むし、自分の反応も少しは扱いやすくなります。 「恋愛や人間関係で、相手の行動の意味が分からなくて疲れている人」には、とくに刺さると思います。感情の渦中にいる時でも、淡々とした事実ベースの視点が一度呼吸を整えてくれるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

近年、「オトコは浮気をする生き物」という捉え方はもはや語弊がある。いまや、オンナの”オス化”は加速度的に進んでおり???もはや「オンナが浮気をする生き物」に変容してきているのだ! この”女性”の浮気問題を、ジャーナリストの井川楊枝氏が、現場最前線で徹底取材する!
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