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なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 (早川書房)

なぜ今、仏教なのか 瞑想・マインドフルネス・悟りの科学 (早川書房)

ロバート ライト and 熊谷 淳子

早川書房 / 2020-08-05

累計読者数3
平均ハイライト数 57件/人
推定読了時間 約4時間47分
star総合評価 63/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%

この本について

仕事中に気づいたら未来の不安に飛んでいたり、帰り道に「なんであのときあんなこと言ったんだろ」と過去を反芻していたり。やることは山ほどあるのに、肝心の“今ここ”が抜け落ちている感覚って、多くの人が抱えていると思います。僕もずっとそのループから抜け出せずにいました。 この本がおもしろいのは、「意識がさまようのは意思の弱さではなく、進化の仕組みとしてそう設計されている」という現実から話が始まるところです。だからこそ、妄想に巻き込まれるのは当然で、そこから戻るための“技術”が必要になる。呼吸に戻る動作の意味も、単なるリラックスではなく、錯覚に気づき直すアンカーとして理解できるようになるのが大きかったです。さらに、快楽がすぐ消えるようにできているせいで、次の刺激を求めてしまう“ランニングマシン”からも、少しだけ距離を置けるようになる。これだけでも、日々の衝動に振り回されにくくなりました。 仏教というと精神論に聞こえがちですが、この本は進化心理学と脳の仕組みから話が組み立てられているので、現実の生活に落とし込みやすいです。自分の反応や不安の根っこが「誤った見方」によって増幅されているだけなんだと分かると、感情に飲まれる時間が少しずつ減っていきます。 考えすぎて疲れやすい人や、気づけば頭の中のストーリーに引きずられてしまう人には、かなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

食べすぎて、憎しみあって、浮気して……進化心理学が明かしたヒトの(困った)本性を乗り越えるための理論と実践、それこそが仏教に他ならない。認知バイアス研究のはるか以前から、仏教は「無我」や「空」の概念で自己と世界のありようを正しくとらえてきたのだ。マインドフルネス瞑想が私たちの脳にもたらす驚くべき変容から「悟り」の境地までを科学的に裏づける、知的興奮に満ちた全米ベストセラー。解説/魚川祐司
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