
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
大河内薫 and 若林杏樹
この本について
フリーランスまわりのお金の話って、「なんとなく後回し」にしがちなんですよね。開業届っていつ出すんだっけ…とか、青色申告って結局どこが得なの…とか、扶養ってどう扱えばいいんだ…とか。仕事を回すだけで手一杯な時期ほど、このあたりの曖昧さがずっとモヤモヤとして残ります。僕も最初は「まあそのうち理解するでしょ」と放置して、後から慌てた側です。 この本は、そのモヤモヤの正体をひとつずつ“現実的なレベル”でほどいてくれるところが助かります。たとえば、開業前の経費があとから申告できる話や、延滞税と延滞金の違い、青色申告で30万円未満の物が一括で経費にできる条件など、知っていれば余計な出費や不安を抱えずに済むポイントがそのまま日常の行動につながります。特に「退職前にクレカを作っておけ」というくだりは、自分がまさに見落としていた部分なので刺さりました。こういう“後で取り返しがつきにくいところ”を先に教えてくれるのはありがたいです。 全体を通して感じたのは、税金の話を難しくではなく“生活に近い視点”で説明してくれること。扶養に入るメリットや、家族に給料を出すときの注意点、簡易課税を使うタイミングなど、制度の話がちゃんと「どう使うと自分がラクになるか」という形で落ちてくるので、読み終わったあとに行動の順番が少しクリアになります。 これ、特に「フリーランスとして動き始めているけど、まだ自信が持てない人」に刺さります。お金の知識って、一気に賢くなるものじゃなくて、一つ知るたびに“焦らなくていい範囲”が増えていくんだなと実感できる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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