
フリーで仕事を始めたらまっさきに読む 経理・税金・申告の本
笠原清明
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2014-11-27
この本について
フリーで動き始めたばかりの時って、仕事そのものよりも「税務署ってどこまで何を出せばいいんだっけ…?」みたいな細かい不安がじわじわ積もりますよね。僕も開業届を出すだけで妙に緊張して、提出先が税務署だけなのか都道府県にも必要なのか、調べるたびに情報がブレて疲れた経験があります。こういう“ちょっとしたけど誰もちゃんと教えてくれないところ”が結局いちばん困るんだな、と後から気づきました。 この本は、まさにその隙間を埋めてくれる実務書です。例えば、控えを作って収受印をもらう必要がある理由まで書いてくれているので、「提出したはずなのに記録がない」という小さな事故を防げます。また、12月31日が決算日であることや、年商1000万円を超えない限り消費税申告を気にしなくていい、という線引きも具体的に示されているので、自分の状況をどう判断すればいいかがすぐに見えるようになります。領収書への印紙や、租税公課と事業主貸の使い分けといった、実際の入力で迷いやすいところにも丁寧に触れていて、机上の知識というより“手を動かすときに困らないための知識”が揃っている感じです。 フリーになって、経理や申告まわりが「できる・できない」ではなく「知らないだけで不安になる」状態の人には特に刺さると思います。専門家になりたいわけじゃないけれど、自分の足元だけはちゃんと整えておきたい、そんな時に静かに支えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの42%が集中しています。
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