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アルスラーン戦記12暗黒神殿 (らいとすたっふ文庫)

アルスラーン戦記12暗黒神殿 (らいとすたっふ文庫)

田中芳樹

光文社 / 2017-05

累計読者数3
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約5時間59分
star総合評価 35/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 63%

この本について

仕事でも人間関係でも、「自分が決めたことなのに、どこか他人事みたいに感じてしまう瞬間」ってありませんか。状況のせいにしたり、流れに任せた結果になったりして、後からモヤモヤが残る。僕もよくやってしまうのですが、そんなときに思い出したのが『アルスラーン戦記12 暗黒神殿』の一節でした。 作中で、宿命という言葉を嫌う人物が「責任をとりたくない人間が使う言葉だ」と語るシーンがあります。これが妙に現実に近くて、背筋が伸びました。物語は大陸規模の戦いなんですが、登場人物の一つ一つの判断は、とても人間らしい迷いの延長線上にあります。甲冑の重さひとつ取っても、軽装のほうが動けるという当たり前の事実が、勝敗を左右したり、生き延びる術になったりする。大げさな運命論じゃなく、選択の積み重ねで世界が動いていく感じがリアルなんです。 読んでいると、「結局のところ、いま目の前の選択にどう責任を持つか」みたいな視点を、自然に取り戻させられます。何かを選ぶときに身構えすぎず、それでも他人のせいにしないでいたい人に、静かに効いてくる物語だと思います。 自分の判断をもっと地に足ついた形で見つめ直したい人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ついにペシャワール城に魔軍が襲いかかる!クバードらの善戦むなしく、魔将軍イルテリシュ率いる数万の魔物たちの猛攻に城は陥落寸前に。そのとき―。一方、客将軍としてミスル国に滞在するヒルメスには、国を乗っ取る千載一遇のチャンスが訪れていた。さらに、王都エクバターナの地底では、蛇王ザッハークの眷属が暗躍する!激動のシリーズ第十二弾。
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