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銀河英雄伝説8 乱離篇 (らいとすたっふ文庫)

銀河英雄伝説8 乱離篇 (らいとすたっふ文庫)

田中芳樹

累計読者数10
平均ハイライト数 6.7件/人
推定読了時間 約6時間48分
star総合評価 51/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 46%

この本について

仕事でも人間関係でも、正解を探そうとするほど身動きがとれなくなることがあります。自分の判断が浅いんじゃないか、器量が足りないんじゃないか。あのとき別の選択肢があったんじゃないか。そういうモヤモヤって、誰にも言えないわりに重いまま残りますよね。 『銀河英雄伝説8 乱離篇』を読み返すと、その悩みを抱えているのはユリアンやヤンも同じなんだ、と変な意味で肩の力が抜けました。ユリアンが自分の未熟さに苦く向き合う場面や、ヤンが「宿命」という言葉を拒む一節は、判断って知能じゃなくて器量なんだ、と静かに突きつけてくる感じがあります。大局の戦略と、現場の戦術が必ずしも噛み合わないという描写も、現実の仕事でよくある「正しいはずなのにうまくいかない」状況と妙に重なります。 この巻が効いてくるのは、英雄たちが強さではなく「迷いながら決める姿」をそのまま見せてくれるところだと思います。特に、ヤンが常により良い道を探し続けたという描写は、自分の判断に不安を抱えているときほど沁みますし、「人は理念ではなく、人にしたがう」という一文は、組織で悩む人にとって現実的すぎる答えです。 自分の未熟さとどう折り合いをつけるのか、その手がかりを物語の中で拾いたい人に刺さる巻です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

宿敵ヤン・ウェンリーと雌雄を決するべく、帝国軍の総力をイゼルローン回廊に結集させた皇帝ラインハルト。ついに“常勝”と“不敗”、最後の決戦の火蓋が切って落とされた。激戦に次ぐ激戦の中、帝国軍、不正規隊双方の名将が相次いで斃れる。ようやく停戦の契機が訪れたその時、予想し得ぬ「事件」が勃発し、両陣営に激しい衝撃を与えた。銀河英雄叙事詩の雄編、怒涛の急展開。
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