
インサイドセールス 究極の営業術<第3巻>―――「小さなチーム:POD」で始めるインサイドセールス
水嶋玲以仁
この本について
インサイドセールスに携わっていると、「ちゃんと話を聞けているのか」「このリードは本当に見込みがあるのか」「スクリプト通りなのに会話が噛み合わない」みたいな小さなモヤモヤが積み重なっていきますよね。僕自身も、BANTの聞き方ひとつ取っても毎回手応えが揺れるし、相手の温度感が読めずに不安になることがよくあります。 この本は、そういう“実務のつまずきポイント”に対して、現場の温度を落とさずに改善できる視点をくれます。たとえば、BANTを機械的に埋めるのではなく、ニーズから入ったほうが会話が自然に進む理由や、相手の言葉をそのまま記録することで次の打ち手の精度が上がる感覚は、日々の業務にそのまま持ち込めるものでした。また、「お客様のほうからアポイントを求めてくれる状態」をどうつくるかという話も、無理な追い込みではなく、相手にポジティブなROIを描いてもらうための小さな積み重ねとして描かれていて、肩に力が入りがちな人ほど救われると思います。 さらに、チーム育成のところも実践的で、数字やKPIをただ追うのではなく、メンバーの状態を見てコーチングに寄せる判断や、気分が落ちていそうなときにフォローする姿勢など、「強いチームの裏側ってこういうところだよな」と腑に落ちる内容ばかりでした。スクリプト依存ではなく、商材理解や順序立てた会話の必然性を重視する姿勢も、実際の会話の質を底上げしてくれます。 インサイドセールスの「なんとなく不安」「なぜか再現性が出ない」に心当たりがある人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
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