
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
宮坂昌之、定岡恵
講談社 / 2018-12
この本について
健康の話って、どうしても「気をつけたほうがいいのは分かってるんだけど、何をどう変えればいいのか」が見えづらくて、結局いつもの生活に戻ってしまう…そんなモヤモヤ、僕もずっと抱えていました。検査値や体調が気になっても、専門知識が点でしか入ってこないから、自分の中でつながらないんですよね。 この本は、まさにその「つながらない部分」を静かに埋めてくれます。たとえば、EPAやDHAがなぜ心臓のリスクを下げるのか、アルコールや高カロリー食がどう炎症につながるのか、人工甘味料が腸内環境にどう影響するのか。ニュースで単発に聞く話が、免疫と炎症という一本の軸で整理されていく感覚があります。そして驚くのは、脂質や血糖の変化が、実は数日単位で炎症細胞の働きを変えてしまうこと。そこまで具体的に知ると、食べ方や休み方の選び方が自然と変わります。 医療の最前線も描かれていて、がん免疫治療がどう生まれたのかや、慢性炎症が生活習慣病にどう結びつくのかが、専門知識なしでも理解できるバランスで書かれています。万能の処方箋があるわけではないけれど、「自分の体で何が起きているのか」を納得しながら生活を選べるようになる一冊でした。 自分の体調の変化を“理由まで知っておきたい人”には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス)
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