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人口減少と社会保障 孤立と縮小を乗り越える (中公新書)

人口減少と社会保障 孤立と縮小を乗り越える (中公新書)

山崎史郎

中央公論新社 / 2017-09

累計読者数4
平均ハイライト数 33件/人
推定読了時間 約5時間25分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

社会保障のニュースを見るたびに、「結局、誰がどこまで支える仕組みなんだろう…」と軽く混乱することがあります。特に、国保と職域保険の違いとか、世代間の負担とか、頭では分かった気になっても実生活の感覚と結びつかないまま終わりがちです。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 この本は、そんな曖昧な理解を“生活している自分の視点”まで落としてくれる一冊でした。たとえば、社会保険が広がる分野と広がらない分野の違いが「リスクの普遍性」で説明されるあたりは、子育て支援がなぜ遅れがちなのかを腑に落ちる形で教えてくれます。さらに、正規と非正規で社会保障の受け方が変わる理由や、制度間を移動するときに生まれる“すき間”の話は、自分の働き方をどう選ぶかを考えるときにも現実味があります。世代間ではなく“世代内”で支え合う方向に舵を切る必要があるという指摘も、これからの制度の前提を整理するうえで大きかったです。 制度を神棚に置いて語る本ではなく、「なぜこうなったのか」「これからどこが限界なのか」を生活者の感覚に近いところまで下げて教えてくれます。社会保障の議論を、ニュースの断片ではなく自分の判断材料にしたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

国民皆年金・皆保険と社会保険方式を特徴とする日本の社会保障。雇用の安定と人口増加のもと発展してきたが、1990年代以降の経済低迷により、家族と雇用のあり方は激変。社会的孤立などの問題が浮上した。加えて、人口減少が社会保障の土台を揺るがしている。「ミスター介護保険」と呼ばれ、地方創生総括官も務めた著者が現状の問題点を指摘し、孤立を防ぐ方法、高齢者偏重から全世代型への転換など新しい方策を示す。
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