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人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか (日本経済新聞出版)

人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか (日本経済新聞出版)

山崎史郎

日経BP / 2021-11-29

累計読者数4
平均ハイライト数 24.8件/人
推定読了時間 約9時間58分
star総合評価 62/100
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この本について

人口の話って、どうしても「大きすぎて、自分には手が出せないテーマ」みたいに感じてしまいますよね。移民だの地方だの出生率だの…議論は聞くけれど、何が現実的で、何が理想論なのか判断しづらいままモヤモヤだけが残ることが多いなと、自分もずっと思っていました。 この本は、そのモヤモヤを少しほどいてくれる一冊でした。特徴的なのは、人口問題を抽象的なスローガンで語らず、政治の仕組みや制度の持続性、現場の実態まで踏み込んで描いている点です。例えば、留学生が労働力として扱われてしまう現状の構造的な理由や、地方で女性のキャリア希望が満たされにくい背景、法律で組織を規定する意味など、普段ニュースだけでは見えない「なぜそうなっているのか」に触れられるのが大きいです。移民政策についても賛否を煽るのではなく、社会統合や参政権まで含めて考えないと現実的に動かないという視点が、妙に腑に落ちました。 読みながら、「人口減少を止める/止めない」という二択ではなく、どの未来を選ぶのかを、私たち自身が理解したうえで考えないと進まないんだな…という重さと、同時に少しの手触りが得られます。こういう大きなテーマを、感情論ではなく実務的な目線で見てみたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

コロナ禍で出生数が急減、このまま我々は手をこまねき「小国」への途を受容するのか。 人口は国力の源である。国際関係の基本構造は「大国」が定め、「小国」はその中で生き残る方策を考えるしかない。人口急減に直面する日本は、一億人国家の維持すら危うい状況にある。このままでよいのか。 本書は、介護保険の立案から施行まで関わり「ミスター介護保険」と呼ばれた著者が、豊富なデータと学識、政策現場での深い経験をベースに、危機的な日本の人口問題を正面から論じた超大作。 人口問題は、社会経済に深く関係し、国家存亡にも影響を与える重要テーマ。それだけに我々の価値観に関わる根深い意見対立も存在する。そこで様々な登場人物が異なる視点から語る小説形式をとっている。 政府、政党、国会がどのように関わりながら政策・法案が練られ、諮られていくのか、超リアルなストーリーに沿って、人口問題の深刻さを知り、解決策の手がかりが得られるまったく新しいタイプの書籍である。 ※本書はフィクションである。登場人物は著者による創作で、モデルは存在しない。しかし、登場人物が語り、取り組む人口減少問題の内容は、すべて公開資料に基づく事実である。
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