
中高生からの論文入門 (講談社現代新書)
小笠原喜康、片岡則夫
講談社 / 2019-01-17
累計読者数23
平均ハイライト数 2.9件/人
推定読了時間 約3時間44分
star総合評価 29/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 18%
この本について
勉強でも仕事でも、調べ物をしていると「もっと効率よくやらなきゃ」と気持ちが急くことが多いんですが、そういう時に限って思考が浅くなったり、そもそも何を考えたいのか見えなくなったりします。合理的に進めたいのに、なぜか前に進まないあの感じです。 この本を読んで印象に残ったのは、論文づくり以前に“好奇心を耕す時間”が必要だという指摘でした。赤ちゃんが意味のない喃語やハイハイを経由して成長していくように、遠回りに見える試行錯誤を避けていると、いつまで経っても思考が立ち上がらない。調べた情報を受け取るだけで終わってしまう人ほど、この「無駄に見える時間」を飛ばしがちだと気づかされました。また、感情的な「すごい」「なんか変だ」を、そのまま放置せず言葉に変えていくプロセスが、思考の起点になるという話も、実務にもそのまま使える感覚があります。 効率を上げたいのに、逆に考える余白を失っている気がする人には、かなりしっくりくる内容だと思います。
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