
14歳からの資本主義
丸山俊一
大和書房 / 2019
この本について
最近、「創造性を発揮しろと言われても、正直そんなに湧いてこない」とか、「なんとなく“市場に評価される自分”を演じ続けている気がする」とか、そんなモヤモヤを抱える人、多い気がします。頑張っているつもりなのに、どこかで評価の物差しに追い立てられているような感覚。僕自身も、仕事の手を止めたときにふと不安になる瞬間があります。 『14歳からの資本主義』は、そういう「なんでこんなに落ち着かないんだろう?」という気持ちの背景を、思っていた以上に丁寧に言語化してくれました。創造性が“義務”になっていること。体験や感情までが“商品”として評価され、値段が価値を決めてしまう空気。テクノロジーが効率を上げたはずなのに、働き手の居場所がどんどん細くなっていること。こういう大きな流れに気づくと、いま自分が抱えている焦りに、少し輪郭が出てくる感覚がありました。 資本主義そのものを断罪する本ではなく、いまの社会で自分がどんな目線を持っていたいのかを考えるための“足場”をくれる本です。自分の時間をどう使うかや、仕事にどんな意味づけをしているかを見つめ直すときに、無理なく寄り添ってくれます。 「評価されることに疲れつつも、立ち止まり方が分からない」という人には、特に刺さると思います。
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多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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