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未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)

未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来 (PHP新書)

ポール・クルーグマン, トーマス・フリードマン, デヴィッド・グレーバー, トーマス・セドラチェク, タイラー・コーエン, ルトガー・ブレグマン, ビクター・マイヤー=ショーンベルガー, and 大野和基

PHP研究所 / 2019-09-13

累計読者数8
平均ハイライト数 16.6件/人
推定読了時間 約2時間22分
star総合評価 63/100
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この本について

最近、「働く意味が見えにくい」「技術の進歩がむしろ息苦しい」と感じることが増えました。時間は足りないはずなのに、もし自由時間が増えたとしても、何をしたいのか自信がない。そんなモヤモヤを抱えたまま日々を回している人、多いと思います。正直、僕もその一人です。 『未完の資本主義』は、今の社会に対して抱いている違和感を、いきなり解決するというより“位置づけ”してくれる本でした。読者の方が保存していた「未来の課題は退屈」という言葉や、「中間層の凋落の背景に孤独がある」という指摘は、自分がぼんやり感じていた不安の正体を言語化してくれます。また、ベーシックインカムやコミュニティの話のように、制度や政治の問題と思っていたものが、結局は「どう生きたいか」に直結していることにも気づかされました。 特に心に残ったのは、仕事が増えているのに文化や遊びが痩せていく社会の描写です。ここを読んで、忙しさそのものより、「創造する時間が奪われていること」に疲れていたんだと気づきました。テクノロジーや市場をどう使うかは、結局は人間側の想像力に戻ってくる。そんな視点を取り戻させてくれる一冊です。 とくに「いまの働き方や社会の流れに名前をつけたい人」に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。本書は、「テクノロジーは資本主義をどう変えるか」「我々は資本主義をどう『修正』するべきか」について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」7人に訊ねた論考集である。経済学、歴史学、人類学……多彩な視座から未来を見通し、「未完」のその先の姿を考える、知的興奮に満ちた1冊。 【PHP研究所】
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